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第1回 軽 x 硬 で目指せ!最長飛距離!! ALL PRO 136&138

こんにちは!!「ギア職人が斬る」のコラムへようこそ!

「ギア職人が斬る」では、私、中嶋が、大手メーカーには無い魅力的なクラブメーカーやシャフトメーカーの製品を、どんどん斬って、紹介していきたいと思います。

記念すべき第一回、最初に紹介するのは、千葉県流山市の自社工場で設計から作り上げる、正に日本のプロ職人が集まる純国産ゴルフシャフトメーカーNGS(エヌ ジー エス)のALLPRO138とALLPRO136というシャフトです。

コンセプトは「軽さと硬さの両立によるヘッドスピードの向上」です。高弾性のシートを贅沢に使いコスト度外視で作り上げました。正に弾くか折れるかの鬩ぎ合い!みたいな難しい設計を見事にやってのけました。
シャフトの重心も手元よりに設計してより早く振れるように設計されています。(ここは動作ではなくシャフト、もっといえばヘッドを早く振る、なので素早くとはニュアンスが違います。)

ALLPRO138とALLPRO136はNーPROJECTと言って、同社の取扱店の要望により始まったプロジェクトで出来上がったシャフトです。
僕も協力させてもらって、打たせてもらっては、いろいろコメントさせていただきました。そういったゴルファーの感性も大事に作り上げています。

僕の工房にある試打シャフトで打ってみました。ヘッドはテーラーメードのR9 9.5度を使いました。138はシンプルなしなりをする先調子(カタログ表示)です。

僕の感想は非常に張りとコシのある中先しなりのシャフトですね。どこか1カ所で大きくしなるようなポイントはありませんのでシャフトがスイングにしっかりついてきて、しっかり弾いてくれます。
スイング中にヘッドがどこにあるのかわかりやすく、イメージ通りにコントロールできるのですごく振りやすいです。僕の好みです。

136はダブルキックに設計してトップポジションからの切り返しで手元側がジワリとしなり(ダブルキックとは中間を硬くして手元と先の2カ所をしならせる設計のシャフトです。)
シャフトがタメを作ってくれるので、自分のスイングでタメが作れないゴルファーでもタイミングが取りやすく振りやすく感じるのではないでしょうか。

最近こんな感じでしなるシャフトが他のメーカーからも沢山出てきています。
その手元側のジワリとしたしなりのおかげで、超先調子(カタログ表示)(NGSの呼称)でありながら球が左へ飛ぶのを抑えてくれます。

どちらかというと136は僕の好みではないですが、ちゃんと待ってシャフトのしなり戻りを使えれば、ムチのようにシャフトがボールを弾いてくれます。
比較的リズムがゆっくりなスイングをする方にはタイミングが取りやすいシャフトだと思います。

今回、紹介させていただいたALL PRO138とALL PRO136はNGSらしいしっかりとした技術を感じさせる、弾き系シャフトでした。
残念ながらデザインが苦手な会社なので、今回もシンプルなデザインで特徴はだせていません。しかしながら、これはシャフトとしての性能、クオリティーで選んで欲しいというメーカーのポリシーでもあります。NGSとはそういうメーカーです。

ぜひ今回のALL PRO138 とALL PRO136も実際に振ってもらって、そのクオリティーの高さを体感していただきたいですね。

中嶋 毅

中嶋 毅
1970年生まれ、2000年より町田モダンゴルフクラブにてレッスンを始める。さらに2005年からは同練習場にてゴルフ工房(チューン アップスタジオ)を始め、多くのゴルファーに分かりやすいレッスンとそのゴルファーとしての知識に基づいたカスタムクラブのアッセンブルやリシャフトなどのチューンアップで人気のインストラクター 兼 クラフトマンです。

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