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第39回 ラウンド中にストレッチチューブで“伸び”をしたい

 最近はキャディバッグに、ゴム製のストレッチ器具(ストレッチゴム)を入れ、ティショットの待ち時間などにそれで“伸び”をする人を見かけます。
 ゴルフ規則では、「プレーヤーは、次のような人工の機器や異常な携帯品はどのようなものも使ってはならないし、異常な方法でいかなる携帯品も使用してはならない」として、「ストロークをしたりプレーする上で援助になるようなもの」の使用を禁止しています。(規則14-3。違反した場合は競技失格)。
 では、ラウンド中のストレッチゴムの使用はこの規則に違反していないのでしょうか?
 R&Aの裁定集を見ますと、
「ストレッチをするためにデザインされた機器は使用することができるが、その機器がゴルフスイングの際に使用されたり、ゴルフスイング中に使用されるように特別にデザインされていないことを条件とする」と裁定。そのうえで、「ゴムチューブなど、一般的なストレッチのためにデザインされた物」の使用を認めています(裁定14-3/10.5)。
 注意してほしいのは、「ゴルフスイングの際に使用されたり」とあること。実際にボールを打つ「練習ストローク」はもちろん、素振りの「練習スイング」でも、ストレッチ器具を使った場合、違反と判断される場合があります。
ストレッチゴムの使用は、単純に筋肉を伸ばすことだけに使ってください。 
 

監修:樋口久子プロ
埼玉県川越市出身。1945年10月13日生まれ。日本歴代女子最多の優勝回数72回を誇る。現役引退後も日本女子プロゴルフ協会会長として数々の改革を行い、現在の女子プロゴルファーの地位を確立させることに貢献し、その功績は日本のみならず世界中から高く評価されている。2003年日本人として初めて世界ゴルフ殿堂入りを果たした。現在も日本女子プロゴルフ協会相談役として、また、日本女子プロゴルフ界の女王として後進の指導を続けている。

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