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第7回 ティインググラウンドに入っていいのは、次に打つ人だけ

ルール上、ティインググラウンド(以下、ティグラウンドという)の範囲は、前方の限界は二つのティマークの再前部を結んだ線。左右はティマークの外側の端で、奥行きは前方の限界から2クラブレングス以内となります。この範囲の内でティアップ(もしくは直接地面にセット)をすること。このとき、スタンスはティマークの外でも構いません。

 ティグラウンドの中に入っていいのは、これから打つ人だけです。他の人は、ティグラウンドの外、なるべくプレーヤーの視界に入らないところで静かに待ち、プレーヤーのボールの行方を見てあげましょう。ティグラウンドが一段高くなっているホールでは、打つ人以外はその下で待つべきでしょう。
 ティショットが待たされるとき、オナー以外のプレーヤーもティグラウンドに上がって素振りをする姿をときどき見かけます。でも、ティグラウンドの芝の保護から上がるのは次に打つ人だけ。それ以外の人の素振りは、ティグラウンドから離れた安全なところでしてください。
 一段高くなったティには、通常上り下りの階段が設けられています。ティショットのあと、真っ直ぐ前方のティグラウンドに駆け降りるゴルファーがいますが、芝の保護の点からはマナー違反です。用意された階段から上り下りするようにしましょう。
また、使ったティペッグは回収するのがマナーです。
たとえ折れても、自分のティペッグは――それから他の人が拾い忘れたティペックも――そのままにせず、拾ってカート等に設置されたゴミ箱に捨ててください。そのままにしておくと、芝を刈るモア(芝刈り機)の刃を傷める原因になるからです。




監修:樋口久子プロ
埼玉県川越市出身。1945年10月13日生まれ。日本歴代女子最多の優勝回数72回を誇る。現役引退後も日本女子プロゴルフ協会会長として数々の改革を行い、現在の女子プロゴルファーの地位を確立させることに貢献し、その功績は日本のみならず世界中から高く評価されている。2003年日本人として初めて世界ゴルフ殿堂入りを果たした。現在も日本女子プロゴルフ協会相談役として、また、日本女子プロゴルフ界の女王として後進の指導を続けている。

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