Home > 樋口久子のマナー講座 > 第15回 目標設定をルーティーンワークにする(スルーザグリーン)

第15回 目標設定をルーティーンワークにする(スルーザグリーン)

スロープレーのゴルファーにありがちなのが、スタンスの仕切り直しです。
一度スタンスをとってから向きが不安になり、再度ボールの後ろに戻って目標方向を確認する。一緒にプレーする人にとっては、とても迷惑なことです。
 そうならないためには、目標方向の設定は曖昧ではなく、例えば「グリーンの左端」といったようにポイントを絞ったほうがいいでしょう。
そして、その目標設定をルーティーンワーク(ストロークをするまでの決まった一連の動作)にして、いつも確実に行うようにするのです。
 ルーティーンワークは、アベレージゴルファーでもティショットの際には多くの人が行っています。ところが、スルーザグリーンでは毎回違った動作やリズムでアドレスに入る人が案外多いようです。
スルーザグリーンでは、例えば、「ボールの後ろに立って目標方向を設定する」→「ボールの横に立って、一度素振り」→「目標方向を見ながら、クラブフェースをスクエアにセット」→「スタンスを微調整して、アドレス」。
目標方向になかなかスクエアに構えられないという人は、目標設定の際に、「目標のライン上、ボールの前方1~2ヤードにある自然物の目印を見つける」という過程を加えるといいでしょう。そして、その目印に対しクラブをスクエアにセットするのです。
こうしたルーティーンワークを経てアドレスした後は、スタンスの向きに自信をもって、思い切りスウィングすること。

監修:樋口久子プロ
埼玉県川越市出身。1945年10月13日生まれ。日本歴代女子最多の優勝回数72回を誇る。現役引退後も日本女子プロゴルフ協会会長として数々の改革を行い、現在の女子プロゴルファーの地位を確立させることに貢献し、その功績は日本のみならず世界中から高く評価されている。2003年日本人として初めて世界ゴルフ殿堂入りを果たした。現在も日本女子プロゴルフ協会相談役として、また、日本女子プロゴルフ界の女王として後進の指導を続けている。

Home > 樋口久子のマナー講座 > 第15回 目標設定をルーティーンワークにする(スルーザグリーン)