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第22回 パッティングの進め方(グリーン)

 グリーン上のプレーの順番も、もちろん「遠球先打」が原則です。でも、普段のプライベートラウンドでしたら、カップから遠い人の準備が遅れていたら――例えば、ガードバンカーの整地に時間がかかっているような場合――次に遠い人が「先にパットしますね」とひと言断って、プレーを進めたほうがいいでしょう。
 同様に、カップまでの残りが30~40㎝以下の、簡単に沈められそうなときも、やはり「お先に」と断って、先にホールアウトすること。そのほうがスピーディなラウンドになります。
 プライベートなラウンドで、いわゆる「OKパット」があり(次のパットでホールアウトしたものとされる)の場合は、「OK」の声がかかれば、「ありがとうございます」と返答し、速やかにボールを拾い上げましょう。にもかかわらずパットを続けるのは、時間の無駄でマナー違反です。
 グリーン上の基本的なマナーですが、他のプレーヤーがパッティングをするときは静止し、音を立てずに見守ること。そして、立つ位置は、そのパッティングラインの延長上や後方線上は避けてください。また、ライン上やカップ周辺に自分の影がかからないように注意しましょう。自分のパッティングラインを読むことに夢中になると、つい影のことは忘れがちです。 

監修:樋口久子プロ
埼玉県川越市出身。1945年10月13日生まれ。日本歴代女子最多の優勝回数72回を誇る。現役引退後も日本女子プロゴルフ協会会長として数々の改革を行い、現在の女子プロゴルファーの地位を確立させることに貢献し、その功績は日本のみならず世界中から高く評価されている。2003年日本人として初めて世界ゴルフ殿堂入りを果たした。現在も日本女子プロゴルフ協会相談役として、また、日本女子プロゴルフ界の女王として後進の指導を続けている。

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