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第30回 ボールがハザード内にある場合のルール上の基本 その1

 ボールがハザード(バンカーやウォーターハザード、ラテラルウォーターハザード)内にある場合、ルール上、注意しなければならないことがいくつかあります。
まとめておさらいしてみましょう。
 まず、規則13-4により下記のような行為はルール違反で、2罰打が付加されます。
(1)ボールのあるハザードや、他の同じようなハザードの状態をテストすること。
(2)ボールのあるハザード内の地面、もしくはウォーターハザード内の水に手やクラブで触れること。
(3)ボールのあるハザード内にあるか、またはそのハザードに触れているルースインペディメントに触れたり、動かすこと。
 ただし、ハザードに手やクラブが触れた場合でも、転んだり、転びそうになった場合は例外。無罰です。
同じく、障害物を取り除いたり、ボールをマークしたり、プレースやリプレースをするなど、規則に基づいた行為をする際に地面に触れたとしても、やはり無罰です。
 また、クラブをハザード内に置くことも例外的に認められていますから、使わないクラブをバンカー内におくこともできます。
 もうひとつ、この規則13-4の例外で、「単にコースを保護する目的で、かつボールのライや意図するスタンス・スウィング区域の改善になるようなことがなければ、プレーヤーはいつでもハザードの砂や土をならすことができる」とあります。
例えば、バンカー内で自分のプレーの番を待つ間に、自分がつけた足跡をならしても、原則的には無罰です。でも、これは他のプレーヤーに「砂の状態のテストに当たるのでは?」と誤解されかねません。基本的にハザード内の整地はショット後にすべきでしょう。

監修:樋口久子プロ
埼玉県川越市出身。1945年10月13日生まれ。日本歴代女子最多の優勝回数72回を誇る。現役引退後も日本女子プロゴルフ協会会長として数々の改革を行い、現在の女子プロゴルファーの地位を確立させることに貢献し、その功績は日本のみならず世界中から高く評価されている。2003年日本人として初めて世界ゴルフ殿堂入りを果たした。現在も日本女子プロゴルフ協会相談役として、また、日本女子プロゴルフ界の女王として後進の指導を続けている。

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