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第33回 局外者って誰のこと?

 ゴルフルールで良く出てくる言葉に「局外者」があります。

 局外者とは、(チーム戦ではないストロークプレーの場合に限っていえば)自分とキャディ、自分がプレーしているボール、自分とキャディの携帯品以外のものを指します。
一般的には、自分以外のプレーヤー、自分のキャディ以外のキャディ、ギャラリー、犬などの動物やカラスなどの鳥類が局外者に当たります。ただし、風や水は局外者ではありません。
ルール上、局外者が問題になるのは「止まっているボールが動かされた場合」(規則18)と「動いているボールが方向を変えられたり、止められた場合」(規則19)で、それぞれ局外者が関与したときは、前者の場合は誰にも罰はなく、動かされたボールはリプレースしなければなりません(規則18-1)。
また、後者の場合は、同じく誰にも罰はなく、基本的にそのボールはあるがままでプレーしなければなりません。ただし、グリーン上でストロークされ動いていたボールが、動いている局外者や生きている局外者(ミミズや虫類を除く)によって方向を変えられたり、止められたときは、そのストロークは取り消しとなり、ボールはリプレースして、再プレーをしなければなりません。
なお、前記のように風は局外者ではないので、止まっていたボールが明らかに風によって動かされた場合は、プレーヤーは無罰で、ボールはあるがままとなります。

監修:樋口久子プロ
埼玉県川越市出身。1945年10月13日生まれ。日本歴代女子最多の優勝回数72回を誇る。現役引退後も日本女子プロゴルフ協会会長として数々の改革を行い、現在の女子プロゴルファーの地位を確立させることに貢献し、その功績は日本のみならず世界中から高く評価されている。2003年日本人として初めて世界ゴルフ殿堂入りを果たした。現在も日本女子プロゴルフ協会相談役として、また、日本女子プロゴルフ界の女王として後進の指導を続けている。

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