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第38回 ラウンド中でも許される練習ストロークって?

 規則上(規則7-2)、プレーヤーは1ホールのプレー中、練習ストロークをすることはできません。練習ストロークとは素振りではなく、実際にボールを打つストロークのことです。これに違反した場合は2罰打が課せられます。
 また、ホールとホールの間でも、基本的に練習ストロークは許されていませんが、R&Aのゼネラルルールでは例外として次の3つの場所やその近くでは――プレーの進行を遅らせない限り――パッティングやチッピングの練習ストロークをすることが認められています。
 規則で許されているホール間の練習は、ひとつは「最後にプレーしたホールのグリーン」。つまり、ホールアウトしたばかりのグリーンですが、これはマナー上、避けてください。たとえ後ろに後続組の姿が見えなくても、ホールアウト後は同じ組のプレーヤーと一緒に、速やかに次のホールに向かうのがマナーです。
 ふたつ目は「練習グリーン」。例えばハーフターン時に、後半のスタートを待つ間、練習グリーンでパッティング練習をする姿が良く見られますが、これは競技でも認められています。
 3つ目は「次のホールのティ―グラウンド」です。例えば、前が詰まり、自分たちのティーショットがしばらく待たされる間、ティーグラウンドやその周辺で、パッティングやチッピングの練習をすることは規則上問題ありません。
このとき、ボールを飛ばすのはせいぜい2~3ヤードの距離でしょう。それでも、前方に人がいないことを確認して行ってください。

監修:樋口久子プロ
埼玉県川越市出身。1945年10月13日生まれ。日本歴代女子最多の優勝回数72回を誇る。現役引退後も日本女子プロゴルフ協会会長として数々の改革を行い、現在の女子プロゴルファーの地位を確立させることに貢献し、その功績は日本のみならず世界中から高く評価されている。2003年日本人として初めて世界ゴルフ殿堂入りを果たした。現在も日本女子プロゴルフ協会相談役として、また、日本女子プロゴルフ界の女王として後進の指導を続けている。

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