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第44回 リプレースしたボールはどの時点でインプレー?

 グリーン上、マークをして拾い上げたボールをリプレースするとき、どの時点からそのボールはインプレーになるでしょうか?
 答えは、ボールのリプレースが終了したとき。つまり、ボールを置いて手を離した瞬間で、規則(20-4)にはこのように記されています。

「プレーヤーのインプレーの球が拾い上げられていた場合、その球はドロップしたりリプレースした時に再びインプレーとなる」
このとき、置いてあったボールマーカーは関係ありません。
「球の位置のマークに用いられたボールマーカーが取り除かれていようといまいと、球はリプレースされた時点でインプレーとなる」(ゴルフ規則裁定集 20-4/1)
 そのため、例えば「ボールをリプレースして、マークを拾い上げる前に突風が吹き抜け、ボールが転がってしまった」というようなときは、そのボールは既にインプレーになっていましたから、ボールはあるがまま。次のプレーは転がって止まった所から行わなければなりません。
 にもかかわらず、ボールを戻そうと拾い上げた場合は1打罰。そのうえで、元の位置(転がって止まった所)にリプレースしなければなりません。
転がる前の位置――つまり、マークのある位置に戻してプレーすると、「誤所からのプレー」で2打罰になります。

監修:樋口久子プロ
埼玉県川越市出身。1945年10月13日生まれ。日本歴代女子最多の優勝回数72回を誇る。現役引退後も日本女子プロゴルフ協会会長として数々の改革を行い、現在の女子プロゴルファーの地位を確立させることに貢献し、その功績は日本のみならず世界中から高く評価されている。2003年日本人として初めて世界ゴルフ殿堂入りを果たした。現在も日本女子プロゴルフ協会相談役として、また、日本女子プロゴルフ界の女王として後進の指導を続けている。

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